本日入荷しました「カルティエ・タンクルイカルティエLM」は希少なエクストラフラット。
ケース厚が僅か6mmという驚異的な薄型ケースのタンクルイカルティエです。

1917年に誕生したタンクルイカルティエは、カルティエのシンボルとも言える存在の時計。
100年以上変わらないデザインを持つ時計は他ではあまり無く、
パテックフィリップ・カラトラバと並ぶドレスウォッチの代表格。
様々なマイナーチェンジを行い1972年には一般販売も行われるようになったタンクルイカルティエ。
その中でも1980年代の一時期にラインナップされた超薄型のエクストラフラットは、
ケースの大きさやムーヴメントだけでなく文字盤にギョーシェ彫りを施した特別仕様。
カルティエの製品の中でも特にハイエンドとなるアイテムを、
限りなく昇華させた腕時計史に残る名作と言えます。

それを一躍買ったのがフレデリック・ピゲ製の薄型手巻きムーヴメントCal.21。
パテック・フィリップなどにも採用された当時の高級機種。
ここまでの薄型化を可能にしたムーヴメントはフレデリック・ピゲとジャガー・ルクルトですが、
後のクォーツショックによって一時は生産が危ぶまれることとなります。
そんな歴史を感じられるのも銘品ならではの魅力。
タンクという歴史のある腕時計に纏わる逸話は数知れずありますが、
身に着けた時の特別感もまた格別なものを感じます。

今回の個体は純正18金製Dバックルを装備しており、時計の魅力を一層引き立ててくれる貴重なもの。
さらに当時の保証書なども付属するなど、これほどの個体は世界中でも見かける機会は多くないはず。
内部のメンテナンスはカルティエで行いしっかりとメンテナンスを施しておりますので、
ご購入される方にとって安心できるポイントです。
ここまで手間を掛けて販売できる機会も多くありません。
何よりエクストラフラットのタンクルイカルティエ自体が今では手に入らない、
非常に希少なアイテムとなりました。
探されていた方にとってこれほどの個体は如何に貴重かが伝わるはず。
この機会は本当にお見逃しなく。
次回は…ありません!
