本日入荷しました「カルティエ・マストタンク」は、
アイボリーではなくシャンパンカラーの文字盤をした超レアモデル。
「must de」表記が無いところが一層の謎を呼びます。

この文字盤のパターンはプレマストタンクと同じですが、
文字盤がシャンパンカラーでムーヴメントはクォーツとなるので、
プレマストタンクとは異なる個体です。
マストタンクでクォーツモデルへと切り替わるのが1983年頃から。
こちらの個体はケース番号が「6 81006」となるので1980年代製となりますが、
前回入荷したものはケース番号が「590005」となり1990年代製。
上記から推測すると製造期間は10年に満たないと思われます。
こちらの個体は一説では北米限定で販売されたクォーツモデルとも言われ、
流通量はマストタンクの中でも有数の少なさ。
限定モデルと謳っても良さそうなほど希少性の高いアイテムですが、
資料が全く無いため正確なところは不明です。

マストタンクのクォーツモデルで初期のものはリューズが8角形の小振りなもの。
後に手巻きと同じ刻みのある大振りな丸型リューズとなりますので、
当時のオリジナリティを保った個体です。
もちろん文字盤も当時のままで交換はしておりません。
以前までシャンパンローマ文字盤はカルティエで文字盤交換を行う場合、
アイボリーローマ文字盤へ変更されるとのことでしたが、
今回の見積もりから「文字盤修復」を行えるとのこと。
ただスイス本国へ見積もりとのことなので納期や金額は不明。
恐らく金額は10万円くらいはかかるのではないでしょうか?

謎しかないシャンパンローマ文字盤のマストタンク。
まだまだ情報が得られない中で分かっていることは、
カルティエの製品でこちらの個体は確実に存在するということ。
それを証明したくカルティエのコンプリートサービスを行っておりますが、
こういったミステリアスなアイテムはヴィンテージ好きなら堪らないはず。
個人的にもマストタンクを買うなら真っ先に候補に挙げたい一品です。
今後の入手が間違いなく難しくなる貴重な個体。
時計をはじめヴィンテージ品が好きであれば、
これを見逃すわけにはいきません!
