本日入荷しました「カルティエ・サントスガルベ」はサントスカレの後継機となる自動巻きモデル。
生産期間が短く出会える機会の少ない貴重なアイテムです。

1979年頃に登場したカルティエ初となるステンレス素材を用いたサントスカレ。
サントスデュモンの系譜として誕生したカルティエが提案するラグジュアリースポーツウォッチの原形。
その後1986年頃にサントスガルベが誕生しますが当初はクォーツモデルのみ。
恐らく1990年代後半ごろに自動巻きモデルの誕生と同時にサントスカレが生産終了となり、
サントスガルベに時計のデザインを統一されました。
2004年にサントス誕生100周年を記念してサントス100が登場しますが、
2000年代は時計の大型化が進み小径時計は敬遠される存在に。
それもあってサントスガルベのLMサイズは生産終了となります。

実質の生産期間が5年ほどということもあり、
見かけける機会の少ないサントスガルベの自動巻きモデル。
1999年にステンレスを使用したサントス誕生20周年モデルが登場しますので、
そちらの印象の方が強くレギュラーモデルの方が貴重な気がします。
現在はサントスドゥカルティエのMMサイズがこちらとほぼ同じサイズ感となりますが、
時計のデザインや雰囲気は年代によって異なることを実感するほど、
あくまでも系譜としての存在であると認識します。

サントスガルベの自動巻きモデルはクォーツモデルと異なり、
ムーヴメントの違いだけでなく文字盤も仕上げが大きく異なります。
単色仕上げの文字板を採用しているクォーツモデルに対して、
放射状のサンバースト仕上げのような加工を施したギョーシェ文字盤が自動巻きモデルの特徴。
非常にエレガントで華やかなデザインや雰囲気は、
腕時計の大型化と共にかつてないほど盛況だった2000年代の腕時計市場の幕開けを感じます。

今回は販売に当たりカルティエにてコンプリートサービスを行い、
文字盤、針、リューズ、各種ネジとピンを全て新品に交換。
さらにケースとブレスレットにポリッシングを行っていますので、
限りなく新品に近いコンディションまで仕上げています。
現行品に近いモダンな印象がありつつ、
新品と同等までメンテナンスを行った個体となりますので、
世界中でここまで仕上げた個体は無いはず。
時計のデザインの素晴らしさに加え実用性にも特化しており、
メーカーの保証も付帯する最高の時計。
これを見逃すわけにはいきませんね!