本日入荷しました「カルティエ・タンクアメリカン」は2009年頃に加わったピンクゴールドモデルのSMサイズ。
肌馴染みが良く柔らかい印象の華やかさのあるピンクゴールドは、日本人の肌に馴染みやすい色と言われています。

1989年に登場したタンクアメリカンはカルティエのハイエンドモデルとして、
当初は金無垢モデルのみがラインナップ。
その時はイエローゴールドとホワイトゴールドの2種類がメインで、
一部リミテッドモデルでプラチナモデルもあったようですが、
その時にはピンクゴールドはまだ加わっていませんでした。
2000年代になると各社ピンクゴールドやローズゴールドなどを使用した新たな製品を投入。
カルティエもピンクゴールド素材のアイテムがラインナップされ、
満を持してタンクアメリカンでもピンクゴールドモデルが登場します。

カルティエのハイエンドモデルというだけあってタンクアメリカン自体の二次流通は多くありません。
それもそのはず。
金無垢モデルは定価が高いため購入できる人が限られ、
さらに高級した人が手放さない限りセカンドハンドでの流通はしません。
そしてピンクゴールドモデルは後年に加わったこともあり、
イエローゴールドやホワイトゴールドに比べると市場の流通量は極端に少ない。
さらに国内定価の現在の価格は¥2,323,200と非常に高価。
200万円を超える金額の時計を購入できる方は世界中でも多くないこともあり、
今回の入荷は本当に奇跡的なものと言えます。

イエローゴールドやホワイトゴールドには無い柔らかな印象を持つピンクゴールドは、
イエローゴールドよりも銅の分量が多いことから独特の色味を表現するそうですが、
その分量での金属の剛性が難しいため流通しにくい素材と聞きます。
実際にピンクゴールドやローズゴールドのように赤味の強いゴールドは、
一部の高級腕時計ブランドや宝飾ブランドでしか見られず、
中堅以下のブランドではラインナップされることはほとんどありません。
定価の高さ以上に金属の希少性などもピンクゴールドの魅力であり、
実際に目の前で時計を見たときの高揚感は格別の物を感じます。

当店でも過去に1度だけ入荷し今回が2度目の入荷。
年に1度仕入れができるかどうかという時点で流通量の少なさを実感します。
こういった貴重なアイテムだからこそ、しっかりとメンテナンスを行ったものを販売したいと思い、
今回もカルティエにてコンプリートサービスを行いガラスと針を新品に交換。
ケースにもポリッシングを施しておりますので目立つキズなどはございません。
また当時の付属品も完備しておりますので、非常に充実した内容となっております。
これほどの個体は滅多に入荷しないだけでなく、購入できる機会にも限りがあります。
お探しの方もきっと多いと思いますので、この機会は絶対にお見逃しなく!