本日入荷しました「グランドセイコーファースト」は貴重な彫り文字盤。
日本製らしさを感じられる国産腕時計の最高峰モデルです。

1960年に採算度外視で日本製の最高品質の腕時計を製造しようと誕生したグランドセイコー。
ムーヴメントの精度や耐久性だけでなく外装や各パーツの綿密な設計による製造は、
日本製だけでなく舶来時計にも負けない品質の良さを感じます。
今年で誕生から66年となるグランドセイコーですが、
今では日本だけでなく海外でも非常に高い評価を受けており、
存在感のある腕時計は、高級腕時計ブランドの一つに数えられます。

今回の個体は1961年半ば頃までに見られる通称「彫り文字盤」。
グランドセイコーのロゴを文字盤に直接彫り込んだ日本製らしい細かなディテール。
グランドセイコーのロゴは大まかに3つあり、
1960年初期のプリント文字盤、1960年から1961年半ばまでの彫り文字盤、
1961年半ばから1963年の生産終了までのアップライト文字盤とあり、
日本製最高峰モデルらしさを感じられる彫り文字盤は非常に人気の高いアイテムです。
乳白色の文字盤のインデックスには貴金属を使用しており、
それを証明する6時側のマークがあるものをスペシャルダイヤルと呼ばれ、
最高級品であることを証明します。
それぞれのパーツが当時の最高品質のもので組み立てられており、
セイコーの技術の粋を集めて製造されたことが時計から伝わるはずです。

時計のケースサイズは35mm経となり、
日本人の平均的な手首周りのサイズにピッタリなサイズ感です。
グランドセイコーはケースの大きさだけでなく、
裏蓋の膨らみ具合からミドルケースの厚み、
ラグのカーブ角まで全て綿密に設計されており、
身に着けた時に最高のフィット感を演出しております。
まさに日本製の最高級モデルであるのと同時に、
一生物と呼ぶに相応しい腕時計ではないでしょうか?
近年は日本だけでなく海外での評価が急騰しており、
セイコーを中心とした時計コレクターの存在が非常に顕著で、
コンディションの良い個体が海外に流出しています。
日本ではどうしても華やかさのある舶来品を高く評価する傾向にありますが、
最も評価するべきは日本の製品であることが本来の姿であると考えております。
海外で高い評価を受けたものが日本で流行する…
グランドセイコーのヴィンテージモデルもその傾向が感じられなくありません。
そんな現状が少し寂しい気もしますが、
今ならまだ状態の良い素晴らしい日本製の個体も手に入れることができます。
今回の個体は時計の珍しさだけでなくコンディションの良さにも自信のある一品。
腕時計が好きな方であればきっと心に響くものを感じられるはず。
この時計を持つべきは貴方であると信じています。
