先日ご依頼いただいた顧客様の定期メンテナンス。
今回もしっかりとメンテナンスをしました。
オーバーホールのタイミングでもありましたが、
今回はご依頼前に落としてしまったとのこと。
時計を所有する限り落下をはじめ、
水没させてしまうという修理も後を絶ちません。
それは注意していても防げないこともあり仕方のないこと。
ただそこで「直せる」か「直せない」かは大きく違います。
個人売や責任感のないお店で買うと色々な理由をつけて直せないか、
連絡すらできないこともあります。
私共では販売した時計は何としてでも直すことは当然、
「直すことのできる時計」を前提に販売しておりますので、
不意な事故による故障もしっかりと対応しております。
今回はオーバーホールと合わせて風防が割れていたので風防交換、
内部パーツの3番車交換と顧客様からのご要望で新品仕上げを行いました。
オーバーホール¥27,500
新品仕上げ¥11,000
3番車交換¥22,000
風防交換¥8,800
合計¥69,300送料込み
この金額だけで言えば決して安くはありません。
ただ時計を維持する上で修理代金が掛かるのは当然ですが、
職人との交渉で工賃は可能な限り抑えるように、
そしてパーツ代は実費分のみご請求するようにしております。
修理の金額に関しては一部モデルを除いて、
お持ち込みの際も販売分と同じ条件で承っております。
ただし時計の種類によっては修理をお断りする場合や、
修理そのものができないこともございます。
修理のご依頼の際は「こちら」をご覧ください。
時計は買ったら終わりではなくそこからが始まり。
買う前に色々な想いで時計を探し、
お気に入りの一本を手に入れた時の感動は何物にも代えがたい。
それだけの想いや時間を費やして買ったものだからこそ、
愛情をもって時計に接してほしい。
そんな想いの元、私共では修理を行っています。