ちょうど1年前に…

ちょうど1年前に…

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ちょうど1年前に東京へ行き念願を一つ叶えました。

 

実はこの半年くらいで当店にて時計をご購入頂いた方に、

カラーはランダムですがお渡ししていたオリジナルの「トラベルポーチ」。

1年前に企画を提出し実現に至った念願のアイテム。

このポーチを作成して頂いたのが東京「インダストリア」

メーカー名を聞いてもピンと来ないかもしれませんが、

「半杭誠一郎」の名前を聞けばご存じの方も多いはず。

 

半杭社長との付き合いは15年ほど。

実は弊社代表の元雇用主で「アルティザン&アーティスト」の創業者でもある半杭社長。

きっとここのカメラバッグや用品、

化粧バッグなどにお世話になった方も多いと思います。

カメラやメイクの業界では知らない人はいない、

使ったことが無い人はいないくらい有名なブランドを創り、

カメラマンとしても非常に有名な方です。

 

現在はご自身がメインで企画と運営をインダストリアというブランドでされており、

「機能は最大のデザインになる」をテーマに活動。

製造を完全に「日本製」で徹底したモノ造りは、

自分たちとしても賛同することが多い。

 

今回、弊社の社会活動の一つに「ペーパーレス化」が挙がり、

今まで使っていたボックスや保証書などを紙以外で、

そして可能な限りデジタル化しようと思ったことからはじまります。

 

保証書のペーパーレス化は可能ですが、

さすがにお渡しの際のボックスは難しい。

でも従来のものよりお客様にとって使いやすく、

身近に感じて頂けるものは無いかと思い、

「トラベルポーチ」のアイデアが浮かびました。

 

しかしOEMでお願いできるところを探しても思ったようなものが作れず、

あっても発注数が多すぎて現実的でない。

そんな時に現在の築地事務所の内見が重なりました。

 

新たに古巣でもある東京でチャレンジする際に、

避けて通れないのが自分たちと関わってくださった方々。

そういった方たちがいるからこそ今があると思うので、

せっかく東京へ進出するのであれば今までの御礼を何かしたい。

そこで真っ先に思い立ったのが半杭社長との再会でした。

 

1年前の夏に思い出の場所でもある銀座で待ち合わせ、

これまた思い出深い「ベローチェ銀座一丁目店」で打ち合わせ。

開始30秒で「いいよ!やろう‼」と言ってくださり、

1時間で大まかな形が決定。

後日、素材の選定と見積もりがすぐに出来上がり完成。

素材は東レが開発した「ウルトラスエード」

メゾンブランドも使用する最高級の人工皮革ですが、

本革よりも値段が高く最初は止められましたが、

お客様にお渡しするものなのでこだわりたい想いもあり決行。

肌触りはもちろん時計などを入れるときに中身もしっかり保護してくれる厚み。

中は2層になっているので時計やアクセサリーも入れられます。

旅先で時計を置く時や保管するときに便利に使えます。

生地はグレージュとネイビーの2色。

ボタンは両カラーに相性のいいゴールドにしました。

お渡しの際にご希望の色がございましたらお知らせください。

インダストリアと同様に日本製に拘ったポーチなので、

生地から縫製から全てしっかり作っています。

個人的に満足度はかなり高いと自信を持っており、

弊社で時計を買ったらインダストリアのポーチも付いてくるという、

お客様にとって最高のお買い物となるよう想いを込めております。

 

昨今の物価高で全て値上がりして自分も含め、

多くの方にとって消費行動というものがネガティブに感じられたと思います。

しかし「買い物は楽しい」ことであるのは間違いではなく、

相応の価値を提供するのがお店の役割でもあります。

 

自分たちも決して楽ではありませんが、

お客様が「このお店で買って良かった」「このお店を選んで良かった」

そう思って頂けることが自分たちにとって一番です。

 

本当にささやかなことですが、

時計を買って頂いて終わりではなく、

その時計を身に着けて「外へ出かける」ことこそが、

「腕時計を通したライフスタイルの提案」を掲げる弊社のコンセプト。

その出先に買って頂いた時計とポーチがお客様の傍にあれば本望というもの。

 

今年は今まで以上に行動を起こすことを考えながら企画を進めており、

多くの方を愉しませられるようなお店へと進化できるはず。

その第一弾がトラベルポーチの作成と配布。

 

2023年後半戦は人生を掛けて本気で行きます‼

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