先日ご依頼いただきました顧客様の定期メンテナンス。
ご購入から2度目のオーバーホールを行いました。
ロレックス・デイトジャストのヴィンテージモデル。
ロレックスのアイコン的アイテムは現在の腕時計に多大な影響を与え、
シリーズ誕生から80年近くが経つ今も世界中で愛される歴史的名作です。
今回は定期オーバーホールとベルト交換のご依頼。
以前は厚手のレザーストラップでしたがイメージを一新したいとのことで、
最近メーカーが値下げをしてくれた「本クロコストラップ」に交換。
価格が税込みで¥19,800と意外とリーズナブル。
クロコストラップは2万円を切るものの方が少なく、
高ければ4~5万円するものもあるので、
費用対効果で言えばかなりのコストパフォーマンスを実現しています。
こちらを顧客様に紹介したところ即答で変更。
一緒にDバックルもご購入いただきました。
そして今回の修理は焼けて変色したベゼルが良いとのことで、
外装は何も手を加えずに作業を行いました。
多くのお客様はキズが気になるので、
オーバーホールの際に外装も一緒にメンテナンスされる方が多いのですが、
自分と共に年齢を重ねていくことに愛着を持たれる方は事前にお伝えくださいます。
時計と一緒でこだわる方へのご要望にお応えするのもメンテナンスでは大事なこと。
自分も外装は何もしないでずっと使うのでそういった気持ちもよく分かります。
今回は
オーバーホール¥27,500
3番車交換¥22,000
ベルト交換¥19,800
バックル交換¥4,400
合計¥73,700
時計を「持つ」ことに対してこだわる方は多いですが、
せっかく多大な時間と労力とお金をかけて手に入れた時計も、
メンテナンスをしなければもったいないし時計が可哀そう。
時計は定期的なメンテナンスを行うことで生涯使える最高のアイテム。
だからこそ必要な処置をして愛情を掛けることが何よりも大事です。
そういったことがお店やブログなどを通じて、
多くのお客様に伝わっていることを実感します。
やはり時計は楽しいし面白い!
この度もありがとうございました‼