実は腕時計は...

実は腕時計は...

レディースの方が面白いんです。


古い時計は手巻きや自動巻きのレディース時計がほとんど。

今のように電池式のものは多くありません。

 

メンズ時計に比べると当たり前ですがサイズが小さい。

そこがキモなんです!!

サイズが小さいから作るのが大変、

コストが掛かる、

職人さん疲れちゃう、

生産終了~!!

まさに時代の流れですね。

 

だからと言って電池式の時計が安価というわけではないですが、

現行品では一部の高級時計や一部モデルを除いて大体が電池式。

あのパテックフィリップですら電池式のレディースウォッチを販売するくらいですから。

 

この画像のものは1950年代~1960年代頃のもの。

機械式腕時計最盛期時計達なので、

デザインはもちろん細部に至るまでよく考えて造っている。

そういった雰囲気が伝わるせいかメンズウォッチより尖ったヤツらです。

 

ケース径約20mm前後のケースに収められた小さなムーヴメント。

本当に小さなパーツたちが組み合わさってしっかり動きます。

究極はレディースサイズの自動巻きデイト機能付きはかなり手が込んだ厄介な代物。

メンテナンスで組み込むときにメンズとパーツ数はそう変わらないけど、

サイズが小さすぎて無くしたらほぼ見つけられません。

 

そんな大変な想いがこういった時計を動かしています。

当時の設計者、当時の職人、直す職人、販売する人…

たくさんの人たちの思いが込められた時計。

そう考えると女性の方でも時計にハマれそうじゃないですか?