最近思うのが服を買うときに「機能」について考えると、
ちょっとだけ歳を重ねたと思います。
若い頃の服はまさに「ファッション」。
流行つまりトレンドが第一で機能よりもデザイン。
でも自分に似合うものや必要なものがわかるようになると、
デザインよりも「機能」の方が大事になってくる気がします。
最近は「ワークマン」がファストファッションに代わって話題になることが多い気がしますが、
実際によくできていると思うものも多い。
元々は作業着なので身の安全などを第一に考えられ、
当然のことながら機能性も優れている。
そこにデザインなども加えて値段も手頃となれば最強ですね。
ワークマンは昔住んでいた千葉県・木更津市の隣、
袖ヶ浦に店舗があり訪れたことがあります。
当時はバイクに乗っていたので雨具や手袋などを買ったような気がしますが、
まさか世間を騒がせるような人気が出るなんて思いもしませんでした。
で、今回も前振りが非常に長い(笑)ですが、
先日購入した「カーゴショーツ」がかなり気に入っています。
こちらは「ポロ・ラルフローレン」のもの。
ポロは自分が子供の頃の高級衣料品でしたが、
お中元?などでもらう「タオル」のイメージが強い。
実際に木更津のアウトレットにできたラルフローレンホームでは、
ここのハンドタオルを自分用やプレゼントによく買っていました。
ポロの服はゴテゴテのアメカジなので、
GAPができるまでは「アメリカのカジュアル服」の代名詞。
その後GAPの店舗が日本にも増え、
ポロとの品質と大差なく、
さらに値段もGAPの方が安いのでポロは縁遠い存在になりましたが、
ここのオックスフォードシャツとケーブルニット、
そしてカーゴパンツは今も好きなアイテムです。
最近のファッションは細身でストレッチが効いたものが多いですが、
ここは変わらずノンストレッチでゆったりとしたシルエット。
前回のパラブーツのデッキシューズを買ったのも、
このカーゴパンツと合わせたかったというのもありますが、
自分が子供の頃の大人のファッション、
特に親の世代の格好が今の気分です。
オックスフォードシャツの袖を巻くって、
ケーブルニットを肩掛け。
そこにカーゴショーツとデッキシューズの組み合わせは、
90年代の代表的なファッション。
ポロは今も百貨店やアウトレットに店舗があったりしますが、
カーゴパンツはこの数年は人気が無いのかあまり置いていません。
他のブランドでもあまり見かけませんので今回は通販で購入。
こちらは思った以上に太めのシルエットですが、
ノンストレッチなので座った時に締め付けられるのが嫌。
大き目なのはアメカジなので当然。
だらしなく見えない程度の大きさなのでこれで良しとしましょう。
で、なぜに「カーゴ」なのか?というところですね。
普通のショートパンツであればどこでも売っているのですが、
夏場は暑いのでバッグなど手に物を持ちたくない。
当然ショルダーバッグやバックパックは汗びっしょりになる。
そんな時にカーゴであればサイドのポケットに荷物を入れられます。
普通のパンツだと4か所しか物を入れられず暑くて蒸れる。
なのでカーゴであればスマホと財布とカギ、
そして今であれば「マスク」と「ハンカチ」の必須アイテムも入れられます。
しかも汗で濡れないのがカーゴパンツの良いところ。
それと服の「洗濯」をする時もこれからの季節は雨で乾きにくい。
ストレッチ素材などの化繊だと乾燥機に入れられないので、
100%コットンだと安心ですね。
そういう細かいところも考えていくと、
求めている「機能」を果たしてくれるものは、
今回のカーゴショーツしか見つけられませんでした。
値段も手頃で生地もしっかりしているので、
今年の夏はこればかりになりそうです。
夏は暑さのせいで服装がだらしなくなりがち。
だからと言ってピシっとしすぎるのも見た目が暑苦しい。
程よくカジュアルに、程よくキレイに、
季節を問わず何事もバランスですね!