「名作」と呼ばれる靴

「名作」と呼ばれる靴

車やバイク、
そして時計などはブランド名と同時に「モデル名」というものがあります。
ペットネームという呼び方もありますが、
カルティエ・マストタンク、サントス、
セイコー・グランドセイコー、ロードマーベル、
パテックフィリップ・カラトラバ…
などなど、
各ブランドの名作と呼ばれるものにはモデル名がありますね。
実は紳士靴にも「モデル名」はあるんですね~




こちらはデッキシューズでえらく気に入った「パラブーツ」「シャンボード」
俗に言う「Uチップ」と呼ばれるタイプのダービーシューズですが、
紳士靴は正直なところどれも一緒に見えます。
ハイ、自分でも似たようなものを並べられたら違いはわかりません(笑)

なのでブランド名の他に「モデル名」を付けてくれるのはすごくありがたい。
ジョンロブやクロケット&ジョーンズでもモデル名があるので、
知っているものであれば名前を聞いて形がパッと思い浮かびます。

今回はYouTubeでもお馴染みの「B.R ONLINE」から購入。
こちらは別注品となるため通常モデルと違い、
ソールの縫い方の違いやタグの有無など、
別注品ならではのディティールの違いがあり、
個人的にタグが無いところが気に入っています。
パラブーツを敬遠していたのはあのタグのせい。
なのでこの靴はかなり気に入っています。

履いた感じは自分にはかなりジャストフィット。
幅が狭く、甲が少し高く、かかとが小さいので、
この手の靴は大体緩い感じがしましたが、
オーダーメイドかのような履き心地。

そしてフランスの靴の特徴なのか、
「捨て寸」と言われるつま先の長さがあまり無いので、
少し足が小さく見えますがそれが良い。
雰囲気は何となくアメリカの靴のような感じですが、
野暮ったさは無くヨーロッパらしい落ち着いた感じがします。

素材はスウェードなので「夏場に履くの?」と思われがちですが、
スウェードこそこの季節に打って付け。
というのも雨が多い日本の気候、
特に梅雨時にこそスウェードが大活躍します。
スウェードは毛足が長いので防水スプレーがしっかりと入り、
手入れもブラッシングだけでいいのでめちゃくちゃ楽チン。
一昔前は冬用のイメージが強かったスウェードも、
今となってはオールシーズン履けるアイテムの一つとなっています。

ここまでの文章を読むと完全に靴屋さんのコメントですが、
一応ウチは時計屋ですよ~(笑)
でも時計だけでなくその他のアイテムや、
行く先々で想った事、
感動を覚えた食事などは書いて伝えていきたい。

ちなみにこんなに書いても1円にもならないという…
どなたか宣伝しますので広告料ください(笑)

Singin' in the Rain (雨に唄えば , Singin' in the Rain Theme song)