久しぶりの「名盤」との出会い

久しぶりの「名盤」との出会い

最近は「名盤」と呼ばれるアルバムがほとんど出てないらしい。
というのも「名盤」と言われるのは1枚に数曲入っているものですが、
この10数年はオンラインで「1曲」から音楽が買える。
それもあって名盤が生まれにくいそうです。

好きな音楽が1曲から買えるのは子供の頃からの憧れ。
子供の頃は「アルバム」と「シングル」があり、
好きな曲はシングルで買うしか無かったものの、
それでも1~2曲くらいは他の曲が入っている。
それで大体1000円くらいはしたので子供にとっては少々手痛い出費。
時に聴きたい曲がアルバムにしか入っていなかったら2000円以上の出費となるので、
今のように1曲単位で音楽が聴けるのというのは本当に良い時代。

子供の頃にレンタルCDがあれば無駄にCDを買う必要は無かったでしょうが、
当時はビデオレンタルがほとんどでCDレンタルはほんの一部のお店だけ。
しかも子供はレンタルができなかったので、
少ない小遣いから聴きたい曲があれば買うしかない。
時には好きな曲以外が駄作と思うこともあり、
何度か本当に痛い出費を重ねましたが、
それもあってなのか「名盤」に対する嗅覚?は優れている方だと思います。

それから大人になるに連れてCDを買うことから借りることが主になり、
東京に住んでいた頃はお茶の水にあったマニアックなレンタルCDのお店に通っていました。
その頃から徐々にオンラインで購入することができましたが、
その時は有名なアーティストの曲だけで、
少しマニアックになると借りるしかありませんでした。
今はどのアーティストもどの曲もオンラインが当たり前になりましたね。

でも個人的には1曲単位でアーティストの曲を聞くよりは、
アルバムを通して聴いてみたいと今では思います。
ハマると全作をレンタルしたり、
時にはアルバムごと購入したりしますので、
好きになったアーティストは何年か聞き込んでしまいます。

特にアルバム全曲が作品のようになっているアーティストも多く、
過去にTMネットワークの「キャロル」などや、
Panic! at the discoの「フィーバーは止まらない」は、
誰もが知っている曲が数曲ありながらも、
1枚のアルバムを聴くことで物語のように繋がっている。
そういう面白いアルバムがあったりします。

そこで最近出会ったアルバムは久しぶりに全曲が気に入りました。



「あいみょん」の新作「おいしいパスタがあると聞いて」は、
全曲が名曲。
何より歌が上手いし曲も詩も全てが最高。
アーティストというかミュージシャンは歌で勝負しないと駄目よね。
このアルバムに関してはこの10年で1番良いかも。

最近は毎日このアルバムを聴いていますが、
久しぶりに他のアルバムも含めハマりました。
有名なマリーゴールドやハレノヒなども良いのですが、
個人的にはこの曲かな。

ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌

この詩とか懐かしいし面白過ぎた(笑)
若いのにこんな詩を書けるのが凄い‼
本当にこの人は天才だと思いました。

久しぶりの邦楽ですが凄い人が出てきたものです。
今更ですがしばらくはあいみょんの曲にハマっていると思います。
でも一番はライブに行きたいな~。

早くコロナウィルス終わらないかな。