先日、私物でずっと使っていたグランドセイコーのゼンマイが切れました。
家を出る前に手巻きをすると妙に硬い。
時刻調整のポジションにリューズを引っ張ると「バシュッ‼」という音。
その瞬間にゼンマイが切れたことを確信し手巻きをするとスカスカ。
まぁゼンマイはある日突然切れるものだから仕方がありませんが、
1年半ほどほぼ毎日使用していたGSもよく頑張ってくれたということでもあります。
奇しくもタイミングよく、
今年度から使用する予定だったコンステレーションのメンテナンスが完了したことは、
GSのゼンマイ切れとの関係が全く無いとは思えません。
こちらは3代目のCラインケース。
3代目からフラットのミネラルガラスに変更され、
ケースデザインも若干フラット気味に。
文字盤の表記やリューズのサイズ変更、
ブレスレットも前期型はこんな感じ。
そして何よりも機械はハイビートに変わるので、
初代、2代目と比べると別物になった気がします。
個人的にコンステレーションのCラインは初代のデイトのみというのが好きで、
実用性を考えれば2代目のデイデイトも悪くないといった感じ。
何よりロービートムーヴに丸型のプラスティック風防が良いのですが、
3代目以降はあまり好きではありません。
何というか今っぽい?
ヴィンテージと言われたらそうかもしれませんが、
少しシャープ過ぎる気がします。
ではナゼこれを使っているのか?
理由は「青文字盤」だから以外の理由はありません(笑)
3代目から文字盤にブルーが加わるのですが、
何となく今の気分がこの色。
それとコンステレーションを散々推している割に自分が使っていないというのも何だかね。
昔は初代のCラインでシルバーを使っていましたが、
改めてコンステレーションが良い時計だと再確認したのもあります。
ブレスレットの時計はそこまで好んで使いませんが、
カルティエ・パシャ同様にコンステレーションだったら自分でも納得の使いやすさ。
でも改めて時計を買うのであれば初期型のデイトモデルに限るかな。
今だったら口コミとか交流サイトで色々な意見を聞けるけど、
当の本人が本当に自分で使ったのかどうかはわかりません。
こういう感想って実際に使った人から聞くことが一番だと思うし、
上っ面の意見なんて傍から見ればすぐにわかる。
なので自分の勧めるものは自分が必ず使ったものから勧めます。
3代目のコンステレーションも悪くはありませんが、
ローターの回転効率が悪いせいかパワーリザーブが弱い。
昔これは他の時計で機械を同じのを搭載したもので実感していましたが、
こういう使用した時の不満を改善して現行品に至るわけです。
でも個人的には多少なりとも「使いづらさ」がある方が愛着を持てるし、
優秀過ぎてほとんど壊れない現行品に魅力を感じないのはそういうところかな。
意見は人それぞれとして何が正解かどうかなんて本人にしかわかりません。
・デザインが気に入った
・状態が良い
・色が好き
・他の人と被らない
時計を買うのに色々な理由があって色々な意見があって良い。
どれも正解だと思うし間違いはありません。
今回は「青文字盤」のCラインという点だけに特化した理由で使っていますが、
意外と単純な理由の方が永く使うのかもしれません。