東京・築地は銀座から歩いて約15分。
もんじゃ焼きで有名な月島も歩いて15分。
直線にすれば築地から月島は近いけど隅田川があるので、
勝どき方面か佃方面からでないと行けない。
でもこの蒸し暑い日が続く中でも歩いて行きたい「居酒屋」がある。
込み合うのが本当に嫌だからあえて名前は出しません。
仲の良い人としか来たことが無いのですが、
最後に立ち寄ったのが10年くらい前に職業訓練校で知り合ったオジサマ達と。
当時は30歳になったばかりで味の濃いものも脂っこいものも食べられましたが、
この数年はそういったものより断然「刺身」。
そんな話を職業訓練校のオジサン達と話していたこともあり、
「めちゃくちゃいいところがありますよ‼」と紹介したのがこのお店。
その頃は門前仲町という2駅先に住んでいましたが、
その前に月島の隣の勝どきに住んでいたことがあり、
その頃に歩いて見つけた以来、大のお気に入り。
夕方に通りがかると大混雑&大行列のお店で、
初めて行ったときは何も知らずに好き放題注文していたら、
「お前、食べられんのか?」と隣のおじさんに言われ、
「全然余裕です‼」と言った20分後には半分くらいテイクアウトするという。
とにかく量が多くてめちゃくちゃ安い‼
絶対マストなのは言うまでもなく「刺身」。
でも寄れたのが21時を過ぎていたのでほとんど売り切れ。
残っていた中トロを頼みましたが相変わらずデカい(笑)
ちなみに写真は半分しか映していないのでこの2倍。
他にも絶対食べたいのが牛もつ煮とこの塩辛。
モツ煮は東京らしい濃いけど嫌にならないさっぱりした味付け。
塩辛は自家製でこれも具がとにかくデカい(笑)
これだけでお腹一杯になりそうですが、
塩辛特有の背徳感のある味というか、
ご飯がめちゃくちゃ進みそうな味。
最近太ったのでご飯の代わりに日本酒…意味無いか。
ここのお店はこんな時世でもとにかく満員。
昔は今のようにSNSは無かったので、
かなりローカルな地元民しか行かないような穴場的存在でしたが、
ボリューム、味、値段を考えたら都内でも有数なはず。
行きつけだったお店が繁盛していてくれるのは嬉しいし、
久しぶりに行っても相変わらず美味しかった‼
帰り道は勝どき方面か佃方面か、
はたまた永代橋辺りまで寄り道しようかと思いましたが、
ホテルまで素直に直帰。
この夜景が築地界隈ではいつでも見られるので鑑賞代を払っても良いくらい。
この夜景を眺めながら「いつかは成り上がってやろう」と意気込んでいた20代の頃を思い出します。
ちなみに夜の食事代に夜景を合わせて総額2,000円。
高いか安いかは置いておいて、
地方の人たちが言う「お江戸」って渋谷、新宿、六本木、青山、銀座辺りでしょう。
いやいや、
時代はもうそこじゃないんだよね。
これからそれを少しずつ紹介していけたらいいな。