我が家を語る上で外すことのできない「サイゼリヤ」の存在。
上の子が小さい時から事あるごとにお世話になり、
仕事が忙しく晩御飯の準備ができないときはもちろん、
ちょっとした会議などでも多数利用。
一番は子連れにとって洒落たお店や個人店やそれこそ高級店など、
お店に迷惑をかけてしまうこともあって非常に行き辛く、
多少の騒ぎであれば快く許してくれる(多分)懐の深いサイゼリヤ。
我が家はもちろん姉の家族も含め、
今まで行った回数は1,000回は行ったであろうサイゼリヤ。
それだけ多数利用していることもあり、
サイゼリヤに対して何か形にして恩返しがしたいと思い、
数年前に株主となりました。
年に2回?届く株主優待は2000円分の商品券。
ただでさえ非常に助かっているのに商品券も頂けるなんて、
感動以外の何物でもありませんが、
株主総会の案内が来ても全く行く気が無いのは少し申し訳なく思う(笑)
それほど大好きなサイゼリヤですが、
サイゼリヤが美味しいという話になると大抵の方は、
「ん~、まぁね。」みたいな薄いリアクション。
話を聞けば注文したメニューを「そのまま」食べているから。
そう、サイゼリヤの醍醐味は頼んだメニュー同士を「掛け合わせて」食べること。
先ずは調味料からお話しすると、
サイゼリヤの凄さはオリーブオイル、タバスコ、コショウ、唐辛子パウダー、岩塩、パルミジャーノが「完全無料」。
サラっと書きましたがここが無料なのは本当に凄い。
オリーブオイルが置いている時点で凄いのですが、
塩が岩塩を使っているのは恐らくファミレスではサイゼリヤくらい。
さらに粉チーズではなくちゃんとパルミジャーノを使っているのもサイゼリヤくらい。
この時点でこだわりが見えますが何より無料にしてくれることの有り難さ。
ただこの調味料は必要であれば使えばいいのですが必ず必要なのが「コショウ」。
サイゼリヤは子供にも食べられる味付けなせいか少し甘め。
なので少し辛味を足した方が大人には食べやすいと思います。
有料ですが調味料と一緒に必ず頼んで欲しいのが上記の3点。
これが有るのと無いのとでは雲泥の差が出るほど味が激変します。
アンチョビやペコリーノが有料でもたったの100円で足せるなんて感動ですし、
野菜ペーストはサイゼリヤの定番でありオリジナルなアイテム。
食べる量にも寄りますが全てを使い切る必要は無く必要な分だけ。
最終的に余ってしまうかもしれませんがもったいないと思わないで、
テーブルチャージ料と思えば金額以上のレスポンスを約束します。
この基本4点を各料理に好みに合わせて混ぜれば、
そんじょそこらのイタリアンには絶対に負けない味に。
何なら「もうサイゼリヤで良くない?」という声も出てきます。
個人的にイカ墨のパスタはこの4点にプラスして白ワインをスプーン1杯弱で、
ベネツィアへ行く必要がないくらい美味しくなると思いますし、
ポモドーロ(トマト」のパスタに入れれば日本でも指折りの美味しいパスタの完成。
本当はもっと紹介したいメニューがあるのですが、
肝心のラム肉が販売が一時終了しているそうなので次の機会に。
なので今回のおススメは…
ムール貝のオーブン焼きを上記4点+白ワイン少量を使ってみました。
ムール貝がファミレスで食べられること自体めちゃくちゃ凄いのですが、
ちょっとした工夫で最高のお酒のつまみに早変わり。
アツアツで出てくるのでペコリーノが程よく溶けてワインもアルコールが飛んで香り良く。
この一皿でスパークリングワインを一本空けたことは言うまでもありません(笑)
ということでサイゼリヤの底力の片鱗をお伝えしましたがまだまだ序の口。
本気で注文したら一等地のイタリアン以上のメニューが味わえると断言できるほど、
今までサイゼリヤを活用し研究してきました。
子連れの方々にとって「たまには贅沢したい」や「今日は美味しいものを食べたい」が本当に難しい。
それぐらい子育ては大変なことなのです。
美味しいものや話題のお店に行くのもお店の方々や周りのお客様に気を使い、
子供がちょっとでも騒ごうものなら食べ物を口に詰め込んで店を出る。
子供がある程度大きくなるまではまともに食事もできないし記憶も飛ぶくらいしんどい。
そういった方たちの参考に少しでもなれるのであれば嬉しいです。
ただ自分の「グランドメニュー」を知ってしまうと…
サイゼリヤ以外のイタリアンはもう行けませんけどね(笑)