久しぶりに映画で泣きました。
昨日観たのは今一番話題と言っても過言ではない、
この日を誰よりも待ちわびた、
この日が来ることを誰よりも楽しみにしていた一人です。
今回は「宮城リョータ」が主人公ということですが、
個人的にリョータをメインにした全員の話のような気がします。
もちろんリョータをクローズアップしているのですが、
湘北のメンバーをはじめ山王工業のメンバー、
チームの監督やベンチのメンバー、
はたまた観客席から応援する仲間も観客も、
全員が主役のような映画。
一番はリョータの母親のような気がしないでもないですが、
とにかく素晴らしい映画でした。
小学校からバスケを始めてスラムダンクはリアルタイムで読んでいたこともあり、
映画の各シーンが物凄くリアルに伝わり、
コートで跳ねるボールの音やバッシュのグリップ音、
パスを受けた時のキャッチ音など、
細かいところの表現がとにかく凄い。
ど真ん中のスラムダンク世代ということもあり、
オープニングの鉛筆で湘北メンバーが描かれるところからすでに号泣(笑)
オープニングテーマは元ミシェルガンエレファントのチバユウスケというところも、
アラフォー世代以上からの人たちには堪らないはず。
なにより今回の映画は内容、映像、効果音、バックミュージック、サントラなどなど、
随所までこだわりが感じられアニメとは思えない完成度。
エンディングテーマが終わって館内がライトアップされるまで考え尽くされているので、
観るなら絶対に映画館をお勧めしたい。
そして終始涙してほしい。
ただ行くなら事前にコミックを読んだ方が話が入りやすいかもしれません。
ハンカチと一緒に最初から最後まで手に汗握る展開で、
本当にバスケをしている感覚になるのでタオルも忘れずに‼
今回の映画が始まる前は内容を全く知らされず、
声優も全員キャストが変わり批判が多かったとか。
まぁアニメの放送から25年近くが経っているのだから仕方がないと思うのですが、
それよりも批判をする人たちは大切なことを忘れています。
試合は最後の0:00秒まで何が起こるか分からない。
なのに始まる前から文句を言って最初から結果を決めつけている。
最後の最後に逆転劇があるかもしれないのに。
それこそ「諦めたらそこで試合終了です」って話。
この映画を観たら最後まで諦めの悪かった自分が蘇ります。