本日久しぶりの入荷となる「オメガ」の時計たち。
ヴィンテージらしい雰囲気が漂う目を惹くデザインです。
左の「ジュネーヴ」はかなり珍しい全数字アップライトアラビアインデックス。
文字盤の変色やオイル染みなどのダメージはあるものの、
時計自体の珍しさと約55年前の時計と考えれば個人的にはアリです。
むしろダメージがある方がカッコいいのがオメガの時計。
右は人気高騰中の「デヴィル」のレクタングルモデル。
文字盤はクルドパリ仕上げのこれもまた珍品。
タンクを彷彿とさせるケースデザインと雰囲気は、
オメガならではの解釈を感じられます。
それぞれにそれぞれの良さがある2本ですが、
ヴィンテージウォッチってこうですよね?
温かみがある中にどこか繊細なような武骨なような。
相反するテイストが入り混じった複雑さ。
現行品のような全てが完成されたものではなく、
ちょっとした「脆さ」もヴィンテージウォッチの面白さなのです。
今回はメンテナンスで時間が掛かりましたが、
内部をはじめ外装も必要な修理を行いました。
初めて時計を持つ方から2本目以降の方まで、
一目見た時に「あ、いいな!」と思っていただける時計たちです。
個人的にも好きなテイストを含む時計。
これらを嫌う人は多くないと思っています。
とは言えヴィンテージウォッチの良くも悪くもな「1点物」であること。
今回を逃せば次回は本当に未定なのと、
オメガのヴィンテージウォッチで同じものは中々手に入りません。
気になる方はこの機会もお見逃しなく!