本日入荷しました「カルティエ・サントスオクタゴン」は限定カラーとされるグレー文字盤で通称「ゴーストダイヤル」と呼ばれるもの。
光の加減でブランドロゴが消えて見えることから呼ばれるようになったレアモデルです。

1979年頃からラインナップされたサントスオクタゴンは、
サントスカレと並んでカルティエで初めてステンレス素材が用いられた時計。
ジュエラーでもあるカルティエが本格的に腕時計への参戦を表明したと言える名作です。
今回のゴーストダイヤルは1980年代前半頃までにしか見られない貴重なもので、
今ではプレミアが付くほど世界中で人気と価格が高騰しているアイテム。
入手の機会もかなり少なく当店でも数年ぶりの入荷です。

文字盤はヘアライン仕上げを施したグレー文字盤ですが、
光の加減で明るいグレーやチャコールにも見え、
アンスラサイト、スレートなどの表現でも親しまれている人気の色。
また見る角度や環境でブランドロゴが消えて見えたりすることや、
時計のステンレス素材との相性も良い色でもあり、
武骨な印象がありながらもカルティエらしい上品さも感じられる、
非常にユニークな時計は他ではなかなかありません。
当時のグレーの塗料は変色や剥がれが多く見られるので、
こちらの個体も若干のダメージがございますが、
オリジナルダイヤルで比較的キレイなコンディション。
しかしそれ以上に…

ケースやブレスレットはノンポリッシュとなり裏蓋の刻印もキレイに残っています。
コンディションを見る限りそこまで使用された形跡は見られず、
オリジナルコンディションでここまでキレイな個体はかなり珍しい。
こんな時代にこれほどの個体に出会えたことに興奮しておりますが、
さらに特筆するべき点が…

貴重な当時の国際保証書や箱などの付属品も完備。
これは探されていた方だけでなくコレクターも唸るアイテムではないでしょうか?
昨今サントスは軒並み価格が上がったにもかかわらず、
それに呼応するかのように人気も上昇。
状態の良い個体はまず手に入れられないのが現状です。
そんな中でこれほど充実した個体は奇跡とも言えるものです。

コレクションとしての価値も十分高いのですが、
サントスオクタゴンは当店で開業以来、最も推している時計でもあります。
デザインの良さは言うまでもなく高い実用性や、
身に着けた時の程よいサイズ感と重量感は格別な存在。
またグレー文字盤という貴重な色も非常に秀逸で、
一味切れのあるスパイスのように装いに華を添えてくれます。
今回は過去の取り扱ったものの中でもかなり状態も良く内容も素晴らしい。
これを逃したら次回はまずありません。
今後手に入らないと分かっているのであれば、
見逃す理由はありませんよね?
