本日入荷しました「ロレックス・オイスターロイヤル」は1959年に製造されたヴィンテージらしいディテール溢れる一品。
温かみのある雰囲気やデザインは非常に魅力的です。

現行品のロレックスと言えば時計自体のサイズが大きく、
煌びやかな印象がかなり強いイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかしヴィンテージロレックスは同じロレックスでも別のジャンル。
ヴィンテージウォッチが好きな方や魅力にハマった方であれば、
何かの機会で必ず一度は触れたことがあるはず。
太い針やドーム型の風防などはヴィンテージらしさを表すディテール。
そして腕時計の基本を学べる入門モデルとしても非常に人気が高いのが、
こちらのオイスターと呼ばれる手巻きの時計です。

ロレックスを代表する機能の一つにネジ込み式リューズが挙げられます。
今では一般的なリューズの構造ですが、
防水性能を高めるために裏蓋と同様にネジ込み式の構造を用いており、
ここの操作から全てが始まります。
リューズのロックを解除してゼンマイを巻き上げる。
手巻き時計であれば自身でゼンマイを最後まで巻き上げて動作させることからスタートしますが、
ヴィンテージウォッチを好まれる方の多くは自分でゼンマイを巻くという点に、
時計に対する深い愛着を持たれる方も多く、
自分で操作しないと時計が動かないという点に愛らしさを感じられます。
そしてリューズを引いて時刻を合わせ最後はリューズのロックを行う。
こういった一連の流れを行うことでオイスターは時を刻み始めます。

きっとヴィンテージウォッチが好きな方の多くは、
一度くらい手にしたことがあると思われるロレックスの時計。
基本的な操作方法や時計の構造を学んだ方もいるのではないでしょうか?
しかし今回のオイスターは少しだけ珍しい個体で、
ロレックスでは1950年代から1960年代前半までの一時期に製造された金張りケースのもの。
また針はリーフ針と呼ばれる太いタイプでインデックスはシャープなバーインデックスとなり、
ペットネームと呼ばれるモデル名の「ロイヤル」の表記が最終頃のものとなり、
各ディテールから1950年代の終わりごろに製造されたことが伺えます。
そして風防はノンデイトモデルなのでドーム型のプラスティック風防となり、
ヴィンテージらしさの決め手とも言えるディテール。
外観のデザインも含め風防の形状も時計の雰囲気を大きく左右します。

ムーヴメントはロレックスの手巻きムーヴメントで定番のCal.1210。
1950年代に採用され簡素な構造でありながら精度と耐久性に優れ、
ロレックスの黄金期と呼ばれる時代の幕開けを築いた名機です。
18,000振動のロービートムーヴメントとなり秒針の動きも相まって、
ヴィンテージらしさを感じられる心臓部。
ここにヴィンテージロレックスの魅力が息衝いています。

身に着けた時の雰囲気はヴィンテージらしさを強く感じられ、
ヴィンテージロレックスというジャンルが今も別格の存在であることが伝わります。
数多くのヴィンテージウォッチが存在する中で、
ロレックスは独自のプロモーションで販路を開拓し、
「ロレックス=プロフェッショナルウォッチ」という地位を確立。
その信頼性の高さがブランドの価値を高め、
各年代のアイテムの愛好家を今でも離さない存在なのかもしれません。
個人的にも腕時計に興味を持つきっかけとなったロレックス。
今回のオイスターロイヤルはヴィンテージ好きとしても気になる存在です。
また現代の「クラシック回帰」というキーワードにもしっかりと応えてくれそうな時計でもあります。
コンディションの良さも含めあまり入荷の機会も多くない貴重なアイテム。
これは見逃せません!