本日入荷した「カルティエ・マストタンク」は大人気のオパラン。
サイズはSMサイズに比べて数の少ないLMサイズです。
30mm×23mmのケースサイズに設計された文字盤のデザイン。
この大きさだから「タンク」という時計は美しく見える。
これに余計な機能を足したりサイズが少しでも変わると、
きっとタンクの魅力は違うものになっていたことでしょう。
だから100年近く微妙な違いはあっても同じサイズで生産されたのかもしれません。
タンクと言っても偏にタンクルイもあればタンクアメリカンやフランセーズ、
その他にもタンクと名の付く時計はありますが、
基本的なベースはタンクルイのイメージが強いはず。
それの廉価版として発表されたのがマストタンク。
約30年に渡ってカルティエの定番モデルとなったわけですが、
基本的なものはタンクルイから踏襲されたポイントが多いこと。
きっとマストタンクの良さはタンクルイの雰囲気を受け継いでいて、
他のモデルには無い文字盤のパターンが多くあること。
「must de」の名の通り誰もが持ちやすく、
そして誰もが持つべき時計であることを実感します。
最初からタンクルイは金額的にもハードルが高いと思いますが、
先ずはマストタンクを持ってみて、
心底気に入ればタンクルイを検討して良いと思います。
ただマストタンクの良さに憑りつかれると、
「この時計が良いや!」となるはずです。
どうかお気を付けくださいね!