しっかりと実用的に使えるヴィンテージウォッチ。

しっかりと実用的に使えるヴィンテージウォッチ。

本日入荷しました「カルティエ・サントスガルベ」は実用的に使えるクォーツモデルに加え、

大人気のオールステンレスモデル。

ただ今回はそれだけではありません。

 

 

こちらは2022年6月にカルティエで一度メンテナンスを行っています。

その際にコンプリートサービス(機械入れ替え)と、

リューズ、針、各種ネジ、ブレスレットピンに加え、

バックケースを新品に交換しております。

 

かなりのコストをかけてメンテナンスを行い、

本日当店で電池交換とケースとブレスレットの洗浄を行いました。

 

メンテナンスに関してはしっかりと行っているのですが、

さらにお伝えしたいことがあります。

 

 

ブレスレットは観音開きバックルの後期型ブレスレットが装着されています。

ブレスレット自体の構造が旧型から大きく変わり、

非常に堅牢性に優れた実用性に優れたブレスレットとなります。

 

充実したメンテナンスに加え頑丈なブレスレットなので、

ヴィンテージウォッチでありながら実用的に使える時計となっています。

 

ここまでメンテナンスなどで仕上げるとしたら、

時計1本買うよりも金額が掛かるのが現状です。

 

というのも今年9月10日にカルティエの製品が大幅な値上げを行い、

それに伴いメンテナンス費用やパーツ代も値上げされました。


コンプリートサービスはクォーツモデルだと基本料金で¥66,000、

ステンレス製のブレスレット新規取付が¥352,000なので、

その時点で40万円を超えてきます。

ここから各種パーツなども考えると相当な金額となります。

 

 

サントスのデザイン性の高さを考えれば、今回の個体がどれだけ魅力的なのか伝わるはず。

タンクとは違った少し武骨な男性的な時計であるのと同時に、

余計な装飾を必要としない時計自体の強い魅力も感じられます。

 

しかし時計はどこで何を買っても必ずメンテナンスが必要となり、

ヴィンテージウォッチとなればその重要性がより大切となってきます。

 

ここまでしっかりと仕上げて丈夫なブレスレットも装着されており、

何より実用性だけでなくデザインやサイズ感にも優れた時計は多くありません。

 

これもヴィンテージウォッチらしい一期一会の出会い。

これは本当に逃さないで欲しい魅惑的なアイテムです。