本日入荷の「カルティエ・サントスオクタゴン」は当店でイチオシの腕時計。
開店当初から特に推してきたカルティエの名作です。

コンビ素材の腕時計で決して華美にならず上品さを感じられるサントスは、
装いを選ばず使いやすい万能なアイテムです。
フォーマルの時はもちろんですがカジュアルの時も合わせやすく、
余計なアクセサリーを必要としないデザイン自体の見栄えの良さもお勧めのポイント。

ケースサイズは現行品から見ればLMサイズでも非常に小振り。
女性用の時計と勘違いされるほどの大きさですが、これが当時の男性用の大きさです。
最近の時計のトレンドは大きいサイズの時計よりも小振りなものが好まれる傾向もあり、
今のムードにもぴったりではないでしょうか?
この大きさなので男性だけでなく女性からも非常に人気が高く、
ご夫婦で共用で使いたいという方も選ばれることが多い。
ただ、その場合は最終的に奥様専用の時計になることは言うまでもありません…

ブレスレットは初期型のシングルバックルタイプ。
旧ロゴの「ダブルC」が特徴的なバックルとなり、ブレスレット自体も時計本体からバックルにかけてテーパードが強く、
全体のクラシカルな雰囲気がヴィンテージらしくて堪りませんね。
拘る方は旧型ブレスレットを選ばれることが多いのですが構造上、破損することもあります。
ただこちらのブレスレットは切れてしまっても直すことができますので、
ヴィンテージウォッチということでご心配されている方も安心してお使いいただけます。
ムーヴメントもETA社の汎用品ムーヴメントの中で最優秀とも言えるCal.2671を使用。
耐久性や精度にも優れ、パーツも潤沢に流通しているのでちゃんと直せる。
つまり初期のサントスドゥカルティエはデザインの良さだけでなく、
腕時計としても完璧に近いアイテムと言えます。
今回は久しぶりの入荷となるサントスオクタゴンのコンビモデル。
個人的に腕時計に迷ったらぜひ候補に入れて欲しいのと同時に、
この大きさだからこそ末永く使えると自信を持ってお勧めしたい腕時計です。
歳を重ねるたびに大きなものや派手な時計は使いづらく感じてきます。
本当に最終的に残る腕時計は程よい大きさで華美にならないもの。
それを表現したものがカルティエのサントスオクタゴンです。
