本日入荷の「カルティエ・サントスオクタゴン」はカルティエのSMサイズで貴重な自動巻きの腕時計。
生産期間も短く特徴的なデザインをした名作の一つです。

日本では縁起の良さそうな八角形のベゼルとリューズを備え、
ベゼルとブレスレットにビスのディティールを施したカルティエのヴィンテージモデルらしいデザイン。
時計の顔とも言える文字盤は爽やかなレイルウェイデザインのホワイトローマ文字盤。
カルティエの腕時計であることを主張する無二のデザインは、
一目で高級品である雰囲気を感じさせてくれます。

大きさは自動巻きのブレスレットタイプの腕時計としては小振りな印象。
厚みは9mmあるので身に着けたときに小さいという感じではありません。
LMサイズと同様に、余計な装飾品を必要としない時計単体での見栄えは素晴らしく良く、
同じカルティエの名作トリニティリングとの相性も最高です。
サントスオクタゴンは非常にユニークな時計で自動巻きが1979年頃に登場し、
1986年頃からクォーツモデルと併売されていたこともあり、
今ではあまりないバリエーションを有する時計でした。
SMサイズの違いは文字盤の色と日付の有無。
シンプルなノンデイトの自動巻きは、今でも選ばれる方が多い腕時計です。

今回のメンテナンスはカルティエにてコンプリートサービスを行っており、
その際に文字盤、針、リューズ、ベゼルネジ、ブレスレットピン、バネ棒、ケースリングを新品に交換。
さらにケースとブレスレットも研磨を行っているのでコンディションは非常に良好。
ガラスにキズがあるので今回はあえて交換をせず価格に反映しました。
昨今のヴィンテージカルティエでは有り得ないようなお手頃価格で提供でき、
メーカー修理も終えた個体となれば見逃す手はありません。
ただし今回の価格は最後となると思いますので、以前からお探しだった方は本当にお早めに。
次の機会の時は同じ価格での提供は…できません!
