本日入荷した「カルティエ・マストヴァンドーム」は、カルティエでは珍しいアラビア数字の文字盤。
可愛らしい書体をした全数字アラビアが何とも言えない愛着を掻き立てます。

カルティエと言えばローマ数字のインデックスですが、
一部モデルにラインナップされたアラビア数字も魅力的。
どちらかと言えばフォーマルな印象になるローマ数字、
割とカジュアルな印象となるアラビア数字、
それぞれにそれぞれの良さが感じられます。
時計のサイズも大事ですが、時計の顔となる文字盤の印象は、
その時計全てのイメージを司る重要なパーツ。
同じ時計でも文字盤が違うだけで全く異なる印象へと変わるのは、時計の面白さの一つでもあり、
時計を買う時に最も悩ませてくれるポイントです。

昨日に入荷したアイボリーローマ文字盤と同様に、
実用性に優れ非常に使いやすい時計であることは確かです。
文字盤が異なるだけでスペックは一緒ですが、
文字盤違いで揃えたくなる気持ちも十分に理解できます。
現行品には無い特徴的な文字盤やケースのデザインは、
ヴィンテージモデルならではの魅力に溢れており、
生産終了となった今でも衰えない人気があることが伝わる一品。
カルティエを選ぶメリットとして、ヴィンテージモデルでも比較的容易に修理ができ、
最悪の場合にはメーカーでも直してくれるところも心強い。

これから秋を迎えるにつれて装いが一層楽しくなる季節。
そんな時にステキな時計を1つ身に着けたくなる気がするのは私だけでは無いはず。
あれも良い、これも良い、そうやって選んだお気に入りのアイテムが、
この上なく活躍してくれるのも秋という素晴らしいシーズンがあるからこそ。
今秋はぜひステキな腕時計を身に着けてお出かけしたいものですね。
