生産期間2年という限られた出逢いのあるセイコー・ロードマーベル。

生産期間2年という限られた出逢いのあるセイコー・ロードマーベル。

本日入荷しました「セイコー・ロードマーベル」は1966年に大幅なマイナーチェンジを行い、

2年間という僅かな間しか製造されなかった希少モデルです。

 

 

こちらは新たに「5740-8000」という型番を与えられ、

ケースを防水仕様にしたりなど大きな変遷のあった貴重なアイテム。

 

この型番や大まかなデザインは後のハイビート「ロードマーベル36000」へと引き継がれますが、

流通量の安定しているハイビートモデルには無いディテールが非常に魅力的です。

 

 

文字盤はアラビアインデックスまたはバーインデックス、

ケースはステンレスか金張りケースとなるので、

ハイビートモデルとバリエーションは共通となります。

 

しかしロービートモデルならではのディテールとして、

アラビアインデックスの表面はシルバーのメタルとなり、

文字盤の仕上げは薄いサンレイ仕上げとなります。

 

そしてロゴは「SEIKO」のブロック体とロードマーベルの筆記体を組み合わせており、

ロービートモデルなので振動数を表す36000の表記はありません。

 

 

ムーヴメントはCal.5740Aを改良し精度の向上とタイミング調整を行いやすくしたCal.5740Bを搭載。

このムーヴメントをベースにハイビート化したものがCal.5740Cとなり、

その基本的な設計であることが伺えます。

 

 

裏蓋には防水仕様であることを表すタツノオトシゴの刻印。

ハイビートモデルでも一時期採用されたディテールとなり、

身に着けると見えない部分ですが妙に愛着が湧いてくるディテールです。

 

こういった違いを見ていくとそれぞれの良さを感じられるだけでなく、

生産期間の短さがより一層深い希少性を感じさせてくれます。

 

ヴィンテージウォッチはほんの些細な違いだけで価格に大きくかかわり、

文字盤が違うだけで時計の価格が2倍以上ということもよくある話です。

 

こちらのロードマーベルに関しては大幅なプレミア価格が付くわけではありませんが、

状態の良い個体は年々少なくなっており、それに伴う価格の上昇が見られております。

 

昨今セイコーのヴィンテージモデルは世界中で評価が高まっていることもあり、

こういった少しクセのある時計は入手の機会が難しくなっています。

 

コンスタントに入荷させるように努めていたこちらのロードマーベルも今回で最後。

この機会をぜひお見逃しなく!