文字盤の種類の多さも魅力です。

文字盤の種類の多さも魅力です。

本日入荷しました「カルティエ・マストヴァンドーム」は久しぶりのアラビア文字盤。

最近はマストタンク以上に人気が出始めたのがマストヴァンドームです。

その中でも特徴的な文字盤のデザインのものは売り切れるのが早い。

 

 

カルティエと言えばローマインデックスのものが多く、アラビア数字のものは意外と少ない。

それだけカルティエの時計はデザインが徹底されている証拠でもありますが、

カルティエの時計でもカルティエらしくないデザインのものも非常にユニークです。

 

薄型で特徴的なケースデザインもさることながら、

文字盤の構造も段付きとなって中央と外周で2段に分かれているところが非常に手の込んだディティール。

アラビアインデックスを各所にプリントし、外側の目盛りの部分はカルティエらしいレイルウェイデザイン。

随所に面白みのある文字盤だと改めて実感します。

 

 

ムーヴメントは後年カルティエでコンプリートサービスが行われたと思われるこちらの個体。

機械が現行の新しいものに交換されており、ヴィンテージウォッチでも実用的にもお使いいただけます。

この機械が古いものだと少し不安も残りますが、新し機械であればポイントも高いはず。

 

現在カルティエでのコンプリートサービスはクォーツモデルで¥50,000ほど。

それを考えると交換してくれている個体が出てくるのは個人的にも嬉しいです。

 

 

身に着けた時の印象は至ってシンプル。

しかしデザイン性の高さが見て感じられるほど高級感のある雰囲気。

やはりカルティエの時計は誰が見ても芸術的に映る最高のアイテム。

 

シンプルな装いだからこそ時計が映えるので、余計な装飾品は必要ないことが伺えますね。

やはり時計自体が素晴らしいということがどれほど大切か、

ヴィンテージモデルだからこそ分かる本質的な魅力と言えます。