コンビ素材の時計は「オトナ」の証。

コンビ素材の時計は「オトナ」の証。

本日入荷した「カルティエ・サントスガルベ」は今では見かける機会の少ない、

意外と希少なアイテムとなった人気モデル。

1990年代の終わりごろに大幅なマイナーチェンジを行い、

2004年に登場した「サントス100」をはじめとした時計の大型化や、

XLサイズのサントスガルベの登場により短期間で生産が終了となりました。

 

2000年代は大振りな時計が一大ムーヴメントを起こし、

ロレックスをはじめとした多くの時計ブランドは大きいサイズの時計を発表。

パネライなどの「デカ厚時計」ブームにより、

小振りなサイズ感をした時計は敬遠される存在となりました。

 

時代の流れとは言え不遇の時代を迎えた旧型サントスは、

恐らく思ったような売れ行きは伸ばせなかったと思います。

当時、会社員だった自分もこのサイズのサントスは売った覚えもなければ、

買い取りなどでも扱ったことがありません。

 

そういった事情もあってか流通量が非常に少なく、

今となってはレアモデルの一つになったと思われるサントスガルベ。

このサイズ感もこの数年ようやく多くの方に受け入れられ、

デザイン、サイズ感、実用性が突き抜けた存在と認めてもらえたのだと実感します。

 

今回は販売に当たりしっかりとメンテナンスを行い必要なパーツ交換も全て完了。

新品とまでは言いませんが近いコンディションはあると、

自信を持ってお勧めできるアイテムです。

 

これからは長袖へと衣替えの季節でもあるので、

このサイズ感で雰囲気のあるデザインの時計は、

間違いなく出番が増えることでしょう。

 

コンビ素材は若年層には少し早いと思われがちですがサントスだけは例外。

コンビ素材でも派手さは無く落ち着いた雰囲気のある素材使いなので、

年齢問わず身に着けて頂けます。

まさに「オトナの時計」と言えるもの。

 

こういう時計こそカルティエの良さかもしれませんね。