最近は見かける機会が減りました。

最近は見かける機会が減りました。

本日入荷の「セイコー・クラウン」は時計史に残る歴史的名作。

グランドセイコーが誕生する前の高級機種の一つ。

数々のバリエーションを持つコレクターの多いアイテム。

 

ケースのサイズや文字盤のデザインなど本当に多くのものを見かけるので、

同じものを探すのも困難なユニークな時計。

その中でも特徴的なものはプレミアが付いていたりなど、

セイコーの時計の中でもプライスレンジは相当幅広い。

 

個人的にシンプルなものも好きですが、

今回の蛇の目文字盤などは気になる存在。

色もピンクゴールドカラーとなっており、

よりヴィンテーウォッチらしい雰囲気がします。

 

最近ではこういったアイテムを見かけなくなってきた気がしますが、

国内よりも海外の方がセイコーの熱量が高いこともあってか、

クセのあるアイテムが海外へどんどん流れていっています。

 

身近な存在ゆえなのか、

国産の車もバイクも海外でブームになると日本で人気となり、

気付けば手の届かない存在になってしまいます。

バイクで言えばZ2は国宝級の存在になってしまい、

買うことすら考えられない価格。

 

時計も物によっては手の届かない存在となりつつありますが、

手頃だなと思った数年後には驚くような値段で取引されることもしばしば。

こういう時計がそうなって欲しいと全く思わないし、

国産の良さは値段以上のクォリティの高さだと思うので、

ちゃんと評価して適正な価格で販売したい。

 

ということで今回は結構手頃なプライス。

コンディションが年式相応にヤレているので妥当だと思いますが、

ちょうど50年前の時計なのでダメージがあるところも愛着の湧くポイント。

 

こういった時計をきかっけに、

時計の面白さが伝われば本望というもの。

やはり時計は面白い、愉しいものだと感じて欲しいなと思います。