マストタンクが素晴らしく昇華した後期型モデル。

マストタンクが素晴らしく昇華した後期型モデル。

本日入荷しました「カルティエ・マストタンク」はシリーズ最後となる後期型モデル。

最終モデルに相応しいディテール満載の素晴らしい一品です。

 

 

定番となるアイボリーローマ文字盤は、

文字盤板のインデックス部分に盛り上がりを付け、

レイルウェイの内側との段差を付けることでインデックスが立体的に見え、

文字盤の視認性をより高めました。

 

ケースは旧型からケースサイズを各所1mmずつサイズアップ。

裏蓋は4か所から8か所のネジ留めとなり、

プラスティック製のインナーケースを廃止。

防水性能を非防水から日常生活防水となり実用性が格段に変わりました。

 

リューズは従来は金メッキ仕様だったものから土台を18金無垢素材に変更。

ケースの構造変更に合わせて巻き芯を継手タイプに。

またDバックルをデフォルトで装着し実用性を高めています。

 

以上が旧型から変更されたディテールとなります。

 

 

旧型マストタンクの欠点を全て改良し大まかなデザインはそのままで、

実用性に特化した製品へと生まれ変わったマストタンク。

 

しかし1999年頃にマイナーチェンジを行ったものの、

2004年頃にマストシリーズは全て生産終了となり、

カルティエの一時代を築いたマストタンクは姿を消します。

 

今のカルティエからは想像できないような遊び心のあるデザインや、

腕時計の枠を超えた身に着ける喜びを与えてくれるような製品は、

時を経て世界中で高い評価を受けることとなります。

 

 

今回の個体は1976年の発表から常にラインナップされたアイボリーローマ文字盤。

後期型のSMサイズは程よいボリューム感のあるケースサイズとなるので、

女性をはじめ手首周りのサイズが細い男性でも気軽に身に着けられます。

 

実用性が増したことで一層使いやすく、

そしてマストタンク最大の魅力でもある身に着ける芸術品のような雰囲気は、

手の届く範囲で購入できる腕時計では別格の存在と言えます。

 

また今回の個体は非常に貴重な当時の付属品を完備。

保証書の効力は無いとは言えコレクターの方にも満足していただける、

非常に充実した内容となっております。

 

昨今は旧型だけでなく後期型の評価が急騰しているマストタンク。

以前よりも価格上昇が急激に進んでおり手に入れられる機会も限られてきました。

 

これほど充実した内容に加え内部だけでなく外装もしっかりとメンテンナンスした個体は、

今後の入手は非常に困難であると断言できます。

 

この機会は本当にお見逃しのないように!