見えるか見えないか…

見えるか見えないか…

本日入荷した「カルティエ・サントスガルベ」のグレー文字盤は、

経年により文字盤の塗料が薄れているところがポイントです。

この写真ではロゴが…見えませんね(笑)

 

スレートグレーという表現が見事にハマる、

ヴィンテージならではの文字盤のカラーは、

時が経つにつれて塗料が薄くなり、

角度を付けないとロゴが見えないところが良いのです。

 

こういう時計は万人ウケしない、

なんならダメージとしか見てもらえないもの。

だけどこういう時計にこそ魅力を感じるのが、

自分のようなヴィンテージ品好きの奇人です(笑)

 

サントスの時計としての魅力は過去に何度も紹介してきましたが、

グレーや売り切れとなったボルドーに関しては、

ベゼルの仕上げがヘアラインなので雰囲気が通常のホワイトローマ文字盤と異なり、

一層「武骨」な印象となります。

 

時計に詳しい方でも見かける機会の少ないアイテムだと思うので、

一瞬どこの時計か分からないところが良い気がします。

この経年で色が薄れたところが一層薄れ、

最終的にグレーと地金のゴールドが混ざったような色となるので、

そこまで行き着けば自分に「馴染んだ」時計となるのです。

 

まさにヴィンテージ、

色落ちを愉しむリーバイス501XXのような時計です‼

 

あ、売れなかったら自分用にしますのでお早めに(笑)